▽__ 2019-05-29 23:57:08 |
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神父よ、漸く目覚めたか。
(契りを交わした聖人の体内に流れる漆黒の血は依然として香る清い魂の馥郁とした香りを保ち、空腹で堪らない少女の腹が唸りを上げて喉を痙攣らせる。何度と青筋が浮かび上がる首筋に齧り付こうとした事か、傲慢ながら手を出さずにいた己を自負し辺りを見渡す様子を背後から眺め徐に襟元へと手を伸ばし。猫でも引っ掴むかの様に後ろ襟を小さな掌に似合わず成人男性並みの力で此方へと引き寄せ顔の側面を這うかの様、長い髪を側頭に押し当てながら耳元へ潤いの含んだ唇を寄せ 「食餌をさせろ。この耳か……瞳でも良い。幼気な少女を餓死させたくは無いだろう?」 声そのものは少女のものとは何ら変わりがない、然し青みある薄墨色の瞳を捉える金色の瞳は獲物を嗜める蛇の様に鋭く、瞳を細め再度こめかみ辺りに鼻を寄せ芳醇な香りを吸い込み。悪魔を赦した教会は外気と比較し冷気が漂い、ステンドグラスから射し込む光が白い靄を照らしている。熱を持つ神父の体温が冷え切った身体には新鮮であり、服越しに伝わる頸の熱を指先で愉しみつつ舌鼓を鳴らし)
(/此方こそ素敵な初回ロルを有難う御座います。全く問題は御座いませんのでこれからも宜しくお願い致します。またやり取りしていく中で要望など御座いましたら仰って下さい!それではゆっくりではありますが神父と悪魔の物語を楽しんで頂ければと思います。)
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