赤の女王 2019-05-27 15:30:54 |
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(唐突に現れた彼の行動は続く行動が全て唐突なものであり、それでもお出掛けのお誘いは何時だって嬉しいのだから一も二もなく頷いて。親切で愉快なお菓子屋さんのお誘いも勿論お断りなんてする筈無く、貰ったチケットを大事にポケットに仕舞い込みながら「うん分かった!また遊びにいくからまっててね!」と手をぶんぶん振ってお別れすれば、先行く背中を追い掛けていき。少し離れてしまった距離は小走りすれば直ぐに詰められるもので、追い付いた先でえいっと大きな背中へ軽く飛び付きじゃれついて。「ビルちゃんビルちゃんお休みってほんと?どこ遊びにいく?」弾む声音は己が心中を如実に表すかのようで、指を一本二本三本と折り曲げながら、「オリバーね、ビルちゃんと遊びに行きたいとこいっぱい考えてたんだけどね、いっぱいありすぎてえらべないの!だからビルちゃんが行きたいとこ聞かせて?」こてんと首を傾げてはにっこり笑顔と共に質問を。)
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