踊る案内看板 2019-05-19 20:36:35 ID:02c0ae1d9 |
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茶葉を蒸す為にティーポットは一度そのままにしておき、足早に客室へと向かう。客室は常に整えている為目立った汚れは無いが、いくつかあった気になる箇所があり、手早く直していく。それが終わると書斎に向かい、戸を叩く。主人もそろそろ客の来る時間だとわかっている筈だが、わざわざ自分に呼ばさせる。友好関係を築くためだとか言っていたが、正直面倒くさい。とはいえ自分を必要としてくれている事は嬉しいので、良しとしている。
「そろそろお客様のお見えになる時間です。準備を。」
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