匿名さん 2019-05-17 01:14:06 |
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( 翌日。一週間謹慎期間を受け、出された課題に取り掛かるのも面倒なので中学の頃の友人に招集をかける。「課題、手伝え。」たったそれだけの文章を送りつければ今は授業中であろう時間帯なのに既読がよく付く。さすがと言って良いのだろうか、呆れ混じりにフっと思わず笑ってしまえば友人らの到着を待つ。持つべきものは友人だなあなんてしみじみと思いながらだらだらと課題に取り組んでいれば家のインターホンが鳴る。やっときたか、と階段を駆け下りて扉を開けると玄関に群がる友人たち。謹慎受けるの早くね?なんて笑われながら家に招き入れ、慣れた様子で自分の部屋に皆入っていく。皆が入った後、自分も自室に入れば課題を振り分けていく。まじ助かるわーなんて言いながら適度に手を動かす。 )
( そろそろ良い時間だろうか。各々与えられた課題をしたり、ゲームをしたり漫画を読んだり。疲れない程度に課題に取り組んでいた。ふと誰かが言ったゲームセンターへ行きたいとの要望で皆がそれに賛成し、大体片付いた課題を机の上に広げたままゲームセンターへ向かった。すれ違う人々の視線を気にせずゲームセンターに辿りつけばパンチングマシンの前で足を止めた。「隼人これしかなくね?」からかうように言ってくる友人のノリにノるように100円玉を投入した。グローブをはめて勢いよくマシンを殴りつける。平均点を悠に上回った記録に友人たちからの歓声と次俺がやるとの声にグローブを友人に預ける。盛り上がる友人を他所にゲームセンターの外にある自動販売機へと向かい、ゲームセンターを出た。 )
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