梔 2019-05-10 21:27:49 |
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(/兄弟仲について了解しました!そして大軸についてわかりやすいまとめ有難うございます。今回、『ただで返すのは面白くない』を本文(梔さんを試す形)にさせて頂きました。このあと茉莉花に話を持ちかけていた組織が情報が手に入らないのに痺れを切らすか、または茉莉花にけしかけられるかして、ヤマトの下っ端くん辺りを人質に取るかアジトに襲撃させようかぼんやりぼんやり考えています。勿論成り行きで脱線したり変更したりは大歓迎ですので、背後様も考えている設定ややりたい展開などありましたら自由に盛り込んでいってくださいね。いつもあやふやな展開にお付き合い頂き有難うございます。背後はこの辺で失礼します。何もないようでしたら此方は蹴って頂いて構いません!)
>>梔
(二人となった帰路、突然の茉莉花からの口付けにその衝撃からまだ立ち直り切れず、額に手を当てたままぼんやりしていて。茉莉花のスキンシップの多さは前々からなのだが口付けは初めて。変に頭の中に茉莉花の表情が残って離れない。これが所謂彼の持つ技なら女も男も簡単に落ちるだろう。組織が彼を失ったのは相当な損失だったのかもしれないとやや脱線した思考を巡らせていると相手の謝罪が聞こえ、はたとそちらを見て。何やら気を揉んでいる様子を不思議に思いつつ「何も無かったよ…?普通に呑んで話してただけ。でも君たち兄弟は似てるよね。茉莉花にも疲れてないかって心配されたから。俺そんなに疲れてるように見えるのかな。」と呑気に笑い、別れ際の兄弟のやり取りを思い出してはまた楽しげに目元を緩ませる。しかし相手の雰囲気がやや沈んでいるのを見受けると俯く顔をあげさせるために片頬に触れてそっと顔を覗く。月明かり差す紫眼の水面に映る長い睫毛の陰影が美しく彼の憂いを帯びた表情がそれをより一層際立たせている。そんな彼の表情に見惚れながら頬に触れる手をさわりと滑らせ「…何か、考え事?さっきも急いで来てくれたみたいだし、何かあるなら言ってごらん?」と決して強制することはない優しい声色で話しかけて彼を見詰めて。その時、梔の通信機器がブウウと通知音を鳴らす。それは梔のお忍びの部下からのメールで【愛刀の件ですが、スラム街でそれらしき物を見たという者がいました。それが榊さんが元々居住していた場所らしく───、失礼ですが榊さんに怪しい動きはありませんでしたか?】と。勿論スラム街の情報はデマ。茉莉花が梔の榊への忠誠心をはかるために適当に人を金で買って流した出鱈目で。)
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