梔 2019-05-10 21:27:49 |
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(/こちらこそ勝手に先走ってしまった形になり申し訳ありません…!センスや技術等々、まだまだ不完全ではありますが、何卒よろしくお願いします。茉莉花については全然問題ありません、寧ろ使っていただいてありがとうございます!自分も感覚で訛りを喋らせてますし、背後様の方言は台無しどころかとても魅力的です。
また、ロルを見返したところ茉莉花についての情報が分かりづらくて申し訳ありません!茉莉花の設定は[次期右腕の予定だったが、任務中の怪我がきっかけで戦場に立つことができなくなってしまう。ヤマトから抜けた理由も戦えなくなったから。しかし、他国で手術をし、クライムに戻ってきた。]、[現在はどの組にも所属していないが、元ヤマト所属ということで他のマフィアからヤマトの情報を売れば、見返りとして金とそのマフィアの重役の座をやると持ちかけられている。]このように考えております。
もしよろしければ背後様の考えている設定や、過去設定などございましたら教えていただけたら、と思います。毎度ながら遅くなって申し訳ありません!)
>>榊
(よかった。兄に背を向けたまま彼の全身を観察して傷の類は無いことに一旦安心して、小さく息を吐く。いくら兄といえど、まさか人目のあるところで彼に危害を加えることがないだろうと思っていたが念には念を、だ。兄が彼に好意を持っていることや、【美味しいところを持っていく】ことに長けた点を考えると彼に何かするつもりなのは間違いないだろう。仮にも自分と同じ影に生きていた者。油断はままならない。と、考えていた矢先に差し出されたコップに彼の優しさが垣間見える。喜んで彼の細指からそれを受け取るも「…そがにほたえたちいかんぜ、兄貴。」と彼に伝える感謝の言葉より先に口から出てきたのは兄への返答。返答というにはいささか小さな声ではあったものの兄にはばっちり聞こえたらしく『おぉ、怖。そがに尖らんでもええんとちゃう?坊も困りはるやろ?』とからかいの笑みはそのままに椅子から立ち上がり、彼の背後へ回り込む。『坊、今日は話せて良かった。ありがとう。』彼の両肩に手を乗せ、じっとりと指を肩から前へ移動させながら耳元でそう呟き、弟が不機嫌そうに眉間にしわを寄せるのを楽しむ。『…やっぱり誠は誠やんな。そのまま…綺麗な坊のまま、変わらんといてや。』彼の頭をぽん、と手のひらで撫でると過去の榊を思い出す。疑心暗鬼で単独行動になりがちだった幼いあの日でも、彼の目の奥の光は絶えず輝いていた。それは今も同じ。今の己では正面からは受け止めきれない眩い光。自分はこの光を扱える、手の中に収めることができると先刻までは自惚れていたが、それは間違いだったようだ。彼の光は彼にしか扱えない。「…兄貴、しわい。」茉莉花の思考はその一言と、榊と自分の間に割って入った梔の腕によって遮られた。梔の腕はそのまま榊の体を梔の方に引き寄せて「…何しに来たがぜ。榊さんに何もしてないろうにゃ?」と少し苛立ちを滲ませながら忍ばせた暗器を手繰り寄せながら対面し。)
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