梔 2019-05-10 21:27:49 |
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>>榊
榊さん、お身体が冷えてしまいますよ。(彼の流れるような剣舞は見ることが出来なかったが、それでも皆を纏める見事な手腕の司令塔となり、自身が恐れることなく、そして優れた状況判断と的確な対応の先陣ともなりまさに問題なく作戦は遂行された。彼の戦う姿は洗練された美しさをも兼ね備うものだが、誰かを守りたいと強く思い剣を振るう彼は勇ましく、一際美しい。大蛇の動向は未だ無いが、ダメージは与えられた手応えがある。自分の体調も元通りまで回復し、いつでも戦いに参加できる状態にまで戻れば今まで休んだ分を取り返すべく道場で一人鍛えていたが、ふと彼の剣舞を思い出し『確か榊さんは今日は休みであった筈』という考えも浮かぶ。次いで思い出すのは『俺も今日は休みか。』と丁度二人とも休みである事。彼は今何をしているのだろうか。折角の休みの日だが彼の自宅では寛ぐこともできないであろう。部下からの人望も厚い彼なら何か飲みに誘われているかもしれない…ずるい、それなら自分も彼の横でその朱に染まる頬を見たい…とまで考えたところでぷっつりと集中の糸が切れていることに気付き、諦めてシャワーを浴びた後部屋へ戻る途中に彼の背中を見つけると急いで羽織を持って戻ってくるとその逞しくも優しい背中にその羽織を掛ける。良かった、まだ誰も彼の横を占領してはいない。「…差し出がましいようですが、ソレ、よりも自分の方が榊さんを御守りできますよ。」自分が渡したその苦無はあの日彼が見せてくれた信頼の証でもあり、嬉しく思うがその中に少しだけ嫉妬が混ざり、彼の苦無を持つ手に自分の手を重ね。特に自分はこの後何も予定など考えていなかったが、以前彼と出掛ける約束をしていたことを思い出すと「…榊さん、もしよろしければなんですが…本日お手隙であれば少し、出掛けませんか?」なんて口をついて言ってしまい。)
(/御配慮ありがとうございます!デートの計画はほとんど考えていませんが、折角の季節なので最後はイルミネーションを一緒に見られたらと思っております…!流れ的に難しいようであれば流していただいても大丈夫ですので!
背後の私もここらあたりで撤退いたしますが、いつでもお声がけください!)
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