つきこ 2019-05-04 22:25:48 |
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悲しくなったのは、もうすぐ大好きなあの人がいなくなってしまうから。
貴女が居なければ、私はきっと今ここにはいません。本当に自分の選択が正しいのか今でもわからないけれど、間違ってはいないんじゃないかな。そう思い込みたいだけなのかもしれないけれど。
ちょうど1年前、辛くて苦しくて、まだ現実が受け入れられなかったとき、ひとづてに、貴女が私を心配してくださっていることを聞きました。その時は顔も名前もピンと来なくて、ただただよくわからない、そんな気持ちでした。
初めて面と向かって話したのは、貴女のクラスの友人に用があった時。会釈する私に貴女がかけた言葉は、ごめんね、だったでしょうか、大丈夫?だったでしょうか。これは私の補正かもしれません。記憶が定かでは無いことが悔やまれます、どうしてあんなに感動したのに忘れてしまったんだろう。
それでもはっきり覚えているのは、あの日廊下で、1人泣きそうになりながら貴女と話したことです。LINEで感謝の言葉を述べる私に何度も謝り、励まし、心配してくれました。
しんどい。つらい。逃げたい。
誰にも言えないそんなマイナスな感情を、貴女は無条件に受け入れてくれました。辞めても良い、でもここまでは頑張ろう。そうやって、肩を並べて一緒に歩いてくれているような貴女がいたからこそ、私は自分を見失わなかったのだと思います。
貴女が、私が楽しさを見つけるきっかけでした。こんなことを言うと恋みたいになってしまうけれど、貴女がいるから毎日頑張れた、と言っても過言ではありません。それくらい特別でした。
貴女にとっての転機を、私はただぼーっと眺めていたような気がします。何も出来ない、ああ所詮、そんな風に、少しだけ思ってしまいました。驚いた私を他所に、貴女は真っ直ぐに前を向いていましたね。強くて綺麗でした。私が好きな貴女は何一つ変わらず、ずっとそこにいました。ただ今言うならば、もう少し頼って欲しかったな、そう思います。我儘で子供みたいな独占欲です。
あの中で私が1番、貴女のことが好きです。胸を張ってそう言えるし、貴女もそうであると良いのにな、と思ってしまいます。あの日、初めて貴女の涙を見た日。つきこの顔見たら泣いちゃった、と私の肩を涙でびしょびしょにしながら呟いていたあの日が、いつまでも私の脳裏から離れません。
決して口が良いとは言えない、態度も良くはなかったけれど、根は優しくてとたも強い貴女の弱い部分を、初めて見ました。絶対貴女の前では言わないけれど、私の前でなら涙を流せる、そう言ってくれて少し嬉しかった。秘密だけど。
書いても書いてもこの寂しさや虚しさは無くなりませんね。別れはすぐそこまでやってきています。悔いのないように。貴女に貰ったものを、少しでも返せるように。重くて決して真っ直ぐではない気持ちだけど、貴女の記憶に私が居られるように、頑張ります。
ずっと隣で笑っていたかったなあ。
大好きです。あとすこし、がんばりましょう。
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