執事長 2019-05-03 20:33:24 |
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指名:Ⅸ ラザロ
希望:隷属ルート。流れ次第で恋愛ルート又は共依存ルート
名前:Gisele・canberra _ジゼル・キャンベラ
性別: 女
年齢: 27歳
職業:臨床心理士(心理カウンセラー)
性格: 凛とした佇まいで、落ち着いた言動が目立つ大人の女性。性格に引きずられたようにきりりと引き締まった顔は如何にも神経質そうであり、他人や自分への厳しさを感じさせるがそんなことはなく、口を開けば相手への賛辞や無自覚に発せられる甘やかな言葉と、誰彼構わず構いたくなるお節介性。一言で表すのならば博愛主義者という言葉がお似合いの思考回路の持ち主であり、他人を自分より優先、というより自分の喜びは他人の喜びだと信じて疑わないほど。自己に対する関心が極端に薄く、感情の振れ幅が皆無。他人のためだけに笑って、他人のためだけに悲しむ。その生き方はまさに、誰かの役に立つためだけに生きているようなAIに遜色ない。他人に関しては異常なほど献身的で他人の役に立てるのが嬉しくて堪らないなど少しずれた価値観。その為自分の感情より先に他人の感情に一喜一憂しやすい。話す際には嫋やかな笑顔を浮かべ、持ち前の包容力を前面に押し出した会話の仕方をし、なにかあればすぐに慰めや、甘やかしに入るので別名「駄目人間製造機」。だが、それは単なる表の顔に過ぎず、本来の彼女はもっと狡猾で、臆病者。他人に重きを置く理由は単純、ただ役に立つため、必要とされるためである。幼少期のあるきっかけで人生を斜めに歪められた彼女は必要とされない状態にただならぬ恐怖を抱いている。あの時死なせてしまった親友の役に立てなかった、医者から必要とされなかった体を嫌悪し、忌み嫌っており、もし、病が発症したのが私であったら。そんな無意味なたらればが明確で不安定な形で彼女を縛り付けた。一種のトラウマである。今度は親友の二の舞にならないように。そんな呪縛が彼女を苦しめ、その呪縛からの苦しみが解放される瞬間、それが誰かから必要とされ、利用され、文字通り役立てられる瞬間であった。胸を掻き毟りたくなるほどの飢餓感から逃げ続けた末、麻薬のように彼女の心に沁み込んだ献身欲はこうして彼女を構成する一部となり、現状態へと至った。心の奥底では他人なんて欲望のはけ口でしかなく、いうなれば葉巻を詰める煙管のようなもの。ただそれ以上でもなくそれ以下でもない。結局のところ自分が一番大切なのである。彼女に必要なものは必要としてくれる人間。だから彼女が特定の誰かを愛すことは出来ない。必要としてくれれば彼女に分別など無いのだから。裏を返せば只の節操なし。それが彼女の本性である。故に愛すこともなければ愛されることもない彼女は愛に深い不信感を抱いている。顔に似合わず即物的な確かなもので安定を図る彼女には、不確かで不透明な愛は恐怖の対象であり、人生が脇道に逸れて以来、感じたことが無いもの。そのため、好意的な台詞だって幾らでも口を衝くし、偽りで愛を囁くことも吝かではない。天邪鬼にも思える行動は愛など所詮幻想にすぎない、という反発心から生まれでたもの。ただ根は悪人ではないためか、悪意ある行動はせず、嘘の限度はわきまえている。また歪んだ偽の博愛主義が故か、身を滅ぼしそうになる者には忠告はし、言うときは言うなど年上特有の余裕も持ち合わせている。
容姿:癖の強いアッシュブロンドの髪を胸下まで伸ばし、前髪はセンターパート。瞳は鮮やかなコバルトブルーで、やや吊り上がった二重と整えられた眉から几帳面さがうかがえる。身長は169cmと女性にしては高く、出るところは出た体型。服装は華美なものより落ち着いたものを好んでおり、編み模様を強調させた黒の長丈のニットに丈に隠れる程度のショートパンツと全体的にカジュアルな仕上がり。
備考:一人称、私。 二人称、君、貴方、呼び捨て、渾名。ごく一般的な家庭に生まれ、育って来た。ただ、その歪んだ価値観はどこから生まれてきたのかというと、まだ幼かったころのこと。当時とても仲の良かった友達が病によって入院。ドナーが必要とされ、そのときに真っ先にドナーを申し出たが、不一致により断念。それからもドナーを探し続けたが見つからず、その友達が亡くなってしまったことから、一致しなかった自分のせいだと、ならもっと他の人のためにならなければ、と斜めの方向に突き進んでしまったのがこの結果。いまも尚囚われる必要のない自責の念に駆られ、誰よりも自分を許してほしがっていながらも許しを受け入れられなかった哀れな成れの果てである。故に贖罪など意味がない、自己満足であると理解しながらも他人に尽くし、いつからかそれが本当に正しい行いかのように意識が刷り込まれてしまった。彼女の選んだ職業は誉れ高いが、彼女の意思はひたすらに独善的である。
ロルテスト:
(白む視界に意識を落とした。最後の記憶はただそれだけだった。瞼が開かない。誰か。ふわりふわりとした揺り篭に揺られているような心地に一瞬浮かんだ言葉は瞬く間に溶け落ちていく。深い水底に横たわっているような、圧倒的な惰性が疲労へと形を変えてまだ深いところまで落とし込んで。それでもこれには従っていけないと思考は抗っている。外に出ないとと奮闘しているにも関わらず、体が駄々をこねるのだ、まだこの揺り篭に揺られていたいのだと。ああ、でも起きなければ。溶け行く言葉をかき集めて、どうにか言葉を脳から伝達する。頑として譲らなかった瞼をこじ開け、霞んだ視界を手の甲で拭った。すると、どんよりとした空からみるみる光を差してくるような、比喩だった筈のそれが今、目の前に広がっている。開いた視界に映るのはいかにもお屋敷といった高い天井。些かくすんでいようとも輝きを失うことなく静謐な雰囲気を漂わせているのだ。こちらの身も引き締まる様な静寂の中、やっと自分が柔い寝具の上にいたことに気付く。先ずは片手をつき、ゆっくりと体を起こせば見るからに整えられた部屋。さらわれた、のだろうか。微かな疑問と震える体を叱責し、恐る恐るといった風に床に足をつけてからもう一度辺りを見回し、)
__っ、にげられる、のか…?
(/ こちら、違う性格でのジゼルになります。お目通しいただければ幸いです…! )
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