執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>ヴィンセント
__ふふ、( されるがままに冷たい手の甲を差し出し、柔らかな唇の感触と怪物にはない体温を感じてそうっと目許を緩める。吐息に僅かに声を乗せただけの控えめな笑いが零れたのは、紳士として完璧な振る舞いと、それでも少年相応の幼気な瞳の輝きの調和が魅力的だったからで「 御機嫌よう、ミスタ。お招き頂いて嬉しいわ 」貴方の礼節に応えるべく、緩やかに膝を曲げほんの少し状態を屈めて優雅なお辞儀を。挨拶のキスが済んだ手をするりと自らの方へ引き戻しつつ、反対の手を緩慢な所作で貴方へと伸ばそう。その過程で、やんわりと握った拳から細長い華奢な人差し指を伸ばして、貴方の鼻先にちょこんと触れ「 可愛いわ。雀斑のある紳士も素敵なのね、__知らなかった 」ゆるやかに小首を傾げ、貴方の顔を覗き込むように距離を縮めながらほんのりと笑顔を浮かべよう。そのまま貴方の右頬へ、お返しとばかりに触れるだけのキスを落としては身を引き「 私はマリーシュカ。ヴァンパイアよ 」大人と子供の身長差から貴方を見下ろしながら、九尾の狐が伝えていたかどうか不明故に自身の名を名乗って )
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