執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>アリソン
――…本当に笑ってしまうくらい、貴女って人間なのね(元々怪物に体温は備わっておらず、熱いも冷たいも無いのが常識。更に言うなら、体温がないからこそ、人間の様に寄り添い暖め合う必要がないのだ。ドライと言われてしまえばそれまでだが、怪物の世界ではそれが一般常識、それ以前の前提で。だからこそ、"温めてあげたい"という貴女の言葉には笑いを禁じ得ず、離れるどころかより強い力で存在を主張する貴女の体温を感じながら、それを拒むような真似はせずにくすくすと笑って。ふと、貴女が身にまとう空気が変化するのを感じ取る。貴女は先程までのらりくらりと、巧みに本質を隠しながら笑っていたように思えていたが、今怪物の肌を打つのは素直な寂しさや侘しさの類で。泣きそうになっていることは潤んだ瞳を見れば一目瞭然であったが、それを堪えた事もまた伝わっていて。「アリソンは強がりさんね。泣きたい時は泣きなさい、私になら甘えてもいいのよ」貴女に掴まっていない方の手で、穏やかにそっと頭を撫でよう―まるで母が子にそうする様に。本能のままに涙を流せるのは、怪物の目から見ればとても貴重な事。泣き場所が無いと言うのならば、胸でも肩でもいくらでも貸そう。そんな風に、慈愛を湛えた瞳で貴女の様子を見守って。「私と彼は幼馴染なの。ふふ、驚くわよね」仲が良いかと言われれば、素直に頷くでもなくただ縁に裏付けられた関係性であると伝えて。元より貴女の反応は想定内であり、詫びの言葉にゆったりと優しく笑みを浮かべることで是と返そう。「悪魔の兄弟には、易々と心を許さない事。女の子の方にも、隙を見せては駄目よ。ドラゴンは一見乱暴なのだけれど、理由なく誰かを傷付けたりはしない子よ。死神は聞き上手、だからって思い出話をし過ぎては駄目」一先ずは、貴女の口から反応を得られた三つの種族について補足をしておくことにしよう。一人一人の顔と性格を思い浮かべながら、彼らと接する上での注意点を並べて)
(/交流中に失礼致します、この後少々野暮用がございますので、一旦おいとまさせて頂きますね…!昼頃から夕暮れまでの長いお時間を、提供と共に過ごして頂き有難うございました!またご都合が合いましたら是非お越し下さいませ!)
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