執事長 2019-05-03 19:58:05 |
通報 |
>レベッカ
__どうヤッテ来タ…?(目の前で笑う貴女の存在について半信半疑なのは、矢張り貴女が此処に居る筈が無いから。使い魔の同伴だけでは、理性なき怪物の襲撃から身を守れないだろう。説明のつかない現象に、ゆぅっくりと緩慢な瞬きをしつつ問いをぶつけ「悪魔がくレタ、甘イ酒。飲ンデタ」重たく分厚い扉を片手で押さえながら、半身を引く様にして室内の様子を貴女へ見せる。テオでも通れそうな程大きな窓は清々しいまでに開け放たれ、天上には溜息が出る程美しい月。窓の傍には使い古された鈍色のクッションと、酒の入ったデキャンタが置かれていて「ふわふわ、そンデ転ケタ。」いつも以上に言葉足らずだが、貴女の問いに答えようという気持ちだけは確りと表して。貴女の為にドアを抑える姿勢を崩さないのは、言外に入室を許しているからで「レベッカ、何で来タ?」こく、と顎を引く様にして貴女を見下ろす。呼気は酒気を帯びているも、アルコールの風味はいっそ爽やかさでさえある。命の危険を冒してまで会いに来てくれた、その目的が気になる様でじぃと貴女を見詰めて)
トピック検索 |