執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>ダリア
んン…、(傍に寄って来る誰かの足音の微かな振動、そして興味津々とばかりに注がれる視線の気配に思わず身じろぎながら眉間に皺を寄せる。半分は睡魔、半分は空腹ゆえの衰弱。意識を失う延長上で眠り込んでいてしまったらしい。すぐに無表情に戻った顔は痩せて不健康そうだが、ゆったりと緩慢に開かれた双眸は鮮やか過ぎる程のレモン色。不本意に眠りから起こされた不快感で、灰色の蔓がしゅるしゅると伸びる。それは右の二の腕辺りに数回巻き付き、先端からはくすんだダークグレーの花がゆっくりと花弁を開いて。「__人間が廊下で何してんの。…まさか一人?」腕を床へ突っ張って身体を起こしながら、発した声は寝起きで掠れていて。立ち上がるのも億劫で、そのまま床へ胡坐をかく体勢へ移行し「…駄目でしょ。危ないよ」起き抜けのぼうっとした視線で貴女を見遣ろう。子供を叱る時の様な、咎める言葉の中にも相手への思い遣りを含んだ声色で)
(/いえいえ、お返事のペースは此方とてまちまちですのでお気になさらず…!とても分かり易い文章を有難うございます、早速ヴィンスにて絡ませて頂きました。此方こそ、何か御座いましたらいつでもお声掛け下さいませ!)
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