執事長 2019-05-03 19:58:05 |
通報 |
>ルシアン
__喧しいぞ。吾が微酔を嗜んでおるのが見て分からぬか(くうん、きゅぅんと、足元にて引っ切り無しに鳴き声を上げ続ける使い魔へ、その頭上から冷たく一括して。御猪口に注がれているのは透き通った酒、魔界のものであるそれをちびちびと嗜む肴は天に浮かぶ月輪。懲りずに鳴くのを止めない子狐に辟易と溜息を吐くが、別の使い魔の報告には思わずそちらを向いて「小僧が呼んでおるのか。…丁度良い、あの太陽を酒肴にしてくれようぞ」重たい着物の裾を引き摺りながら、ゆったりと立ち上がる。晩酌一式は使い魔に持たせ、歩く間も惜しいと神通力を使って移動したのは貴方の部屋の前。コツ、と一度だけ控えめに扉を叩き「__吾が参ったぞ。扉を開けよ、酔いが醒める」ほろ酔い気分だからか、声音は通常より幾分か心地良さげに柔らかく。じっと眺めなければ分からない程ほんの少しだけ、酒で頬を上気させつつ貴方のお出迎えを待とう)
(/またこうしてルシアン君との物語の続きを紡がせて頂けて嬉しい限りです、本日もお時間の許す限り宜しくお願い致します…!)
トピック検索 |