執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>ジョネル
ううん、どういたしまして。ジョネルさんに似合ってるね、そのコート。死神は皆って、学校のブレザーとか制服みたいな感じ?それに羨ましいくらいにすっごく白い肌だね。あんまり外には出ないの?(相手の動きに合わせ、ふわりと揺れる黒煙。刺繍や飾り釦等で特別な装飾を施されていないシンプルなそれを、見事に着こなしているように見えては素直な感想と共に疑問符を浮かべ。差し出された、日の光で一切焼けていない白磁の美しい手。男性なのにと羨望の眼差しを注ぎ、自分の手を重ねては冷たい体温を体感しつつ握手を交わし。「んー、ラッキーなのは認めるけど、二人とも私だから、って来たわけじゃ無かったかな。ジェイドさんはテオが紹介して来てくれて、ミリアムさんは……偶然だったかな」二人は相手と同じ用件では無かった。パチパチと白い手から奏でられる拍手には、三色が織り成すミサンガの揺れる右手で頬をポリポリと掻き"んー"と唸り。首を傾げる様に、事情を知らぬ目の前の彼に説明するよう、最初の切っ掛けの種明かしを。相手が足音を立て室内に入れば、部屋の外に続く長く薄暗い廊下を一瞥。扉をゆっくりと閉め振り向けば、彼の忠告が正しいのは理解出来る。しかし、と駄々を捏ねる子供のように口を尖らせ瞳を伏せ「興味を持ってくれるのは嬉しいし、外に出ない方が良いのも聞いては居るんだけど……部屋にばっかりだとつまんなくてさ。いつどうなるか分からないし、折角生きてるなら楽しく過ごしたいじゃん?だから、思い出たくさん話す代わりに、後でちょっとでいいから息抜きに散歩に付き合って貰うのとかダメかな?……難しいようならお喋りだけで構わないんだけどさ」此処に来る前は友人と他愛の無い話をしながらのお茶や、体を動かし汗を流し遊ぶテニスやバレー等のスポーツが好きだった。今は危険を避ける為に自由を制限された生活。追記するなら、いつ己は食われるのか。その時までただ生かされ無味乾燥に時を過ごすより、残りの短いかもしれない人生を楽しんで終わりたい。庭園のように驚くような自分の知らない景色が、この館にまだあるなら、知りたい。共感を得られるかは不明だが同意を求めつつ交換条件、を出せる程自分の立場は相手達と対等では無い。対価とて、思い出以外の旨味にプラスアルファとしてこの身を削る程の犠牲は怖くて口に出せない。駄目で元々、断られてしまえばすんなり諦め、もし受け入れてくれたら儲けものくらいの気持ちでライムグリーンの瞳を見上げ願いを口にし。相手の視線が、木製のローテーブルやシーツの乱れたベッド上に散らばった本や糸に向けられては「あ、散らかっててゴメン!今整えるから。好きな所に座って」ひくり、と表情をひきつらせる。来訪者が来ると予想もしていなかったから、気を緩められるプライベート空間だから、とは云え女子にあるまじきだらしなさが露呈してしまい。タッタッと駆け寄れば本は木編みのバスケットの中へ、裁縫道具や糸、未完成の刺繍を施したハンカチやらは棚の引き出しにしまおうと手を動かしながら、此方は気にせず座るよう促し)
(/返信をしてから、と思い挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。本日もお相手下さりありがとうございました!お忙しいかとは思いますが、お仕事は無理はなさらず、またお時間が合いました時は続きから是非宜しくお願い致します。主様も良い夢を!では失礼致しました…!)
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