執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>キルステン様
(此処での生活にも大分慣れてきたと思う。出会った者たちは、皆、人間ではなかったものの、運が良かったのか、すぐに喰われるということは免れてきた。その中に想いを寄せる者が出来てしまった。報われない恋だとわかっていても、想いを寄せずにはいられない。会っては伝えられない想いを噛みしめ切なくなる。ならば、離れようとしたなら会えない寂しさに苦しくなってしまう。恋とはこんなにも、面倒臭いものだったのかと初めて実感する日々を送りながらも、引き寄せられるように今日も想い人の元へ。コンコンコン、軽いノックの後の返事を待たずに扉を開く。怒られることが、ちょっと嬉しいなんて、おかしくなってしまったのか?そう考えながら部屋へと顔を覗かせると「キルステン、前髪のアレンジがうまくいかないんだけど、また教えてくれない?」彼の状態をまだ知らないが故に、部屋の主の名を呼び、少しだけイタズラっぽく、前髪をいじりながら訪ねてきた目的を言葉にして)
(/いえ、此方の方が、きちんと理解できず何より先走ってしまった結果ですので、本当に申し訳ありませんでした…!シチュエーション、指名を受けてくださり有難うございます!では、個人的な希望を込めさせてもらって゛両片想い゛で、お願い致します!空腹であるキルステン様を訪ね、補食に持っていければと思っております!よろしくお願いします!/蹴推奨)
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