執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>テオ
(夢を見ていた。小さい頃から集めていたぬいぐるみが棚や床に並べられ、ベットの上には片付けを面倒臭がって洋服が散乱し、教材が乱雑に置かれている木製の勉強机、カーテンや家具はオレンジと白で纏めた自室。壁にはお気に入りの男性アーティストのポスター。階段を降りれば母がアップルパイを焼いてくれているのだろう、甘く焼けた林檎の香り。堪らずキッチンへ走ろうとし、鈍い音を立て扉の壊れる音が聞こえた。その衝撃で懐かしい夢から現実へと意識が戻され、ゆっくりと瞼を開き――ぎょろりと血走った赤い瞳が自分を見下ろしていた。鼻をつくような悪臭を纏わせ、全身を黒い毛で覆われた獣のようなソレの口元からはボタボタと涎が滴り、シーツを汚す。牙を見せつけるように、愉快そうに歪な笑みを浮かべながら振り上げられた右手には、鋭利な刃物のような爪が月光に照らされ鈍い光を放つ。「……え?」恐怖も、何が起きているのかも。脳内が事態を正しく理解する時間を与えられる間も無く、無慈悲に凶器のフォークが自分の腹部目掛け、一直線に皮膚を突き破りその奥に隠された内臓までもを貫き。「っぁ……!」あまりの痛みと衝撃に声を失い、喉からせり上がってきた血液をごぽりと吐きだす。バケモノは右手を引き抜き、穴の空いたシャツから滲みどろりとした赤が溢れ、まるでソースのように彩る、柔らかく解された腹の肉へと今度はかぶりつこうと大口を開け迫ってゆき)
(/此方こそありがとうございます!当方もエンドを迎える前に捕食もと考えておりましたので、嬉しく思います。また遅くなってしまい申し訳ありません。このような形で宜しかったでしょうか?消されないようマイルドにする為、描写が物足りなくなってしまいましたら申し訳ありません。では改めて宜しくおねがいいたします!/蹴り可)
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