執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>レジーナ
今度出掛ける時はレジーナも麦わら帽子被ってお揃いにしようね!(褒められて心が擽ったくなる。帽子の鍔を持ち上げ、振り仰ぐように見上げては誘い文句を一つ。快活な彼女にはきっと、とても良く似合うはず。約束、と躊躇することもなく言葉を紡げるのは無意識下でも相手を信用している証。帽子の次に注目されたのは、優しげな風合いの蝶ネクタイ。よくぞ気付いてくれた、そう言わんばかりに胸を張り、見せびらかすように蝶ネクタイの端を指先で掴むと軽く持ち上げることで存在を主張する。「君もそう思う?僕、すっごく気に入ってるんだぁ!カッコいいでしょう?」彼の色を身に纏うことで、実年齢よりちょっぴり大人になれた気がする。繋いだ手に軽く力を加え引っ張ることで彼女の意識をこちらに惹きつける事に成功したなら、そっと耳元に唇を寄せ「…あのね、秘密だよ。レジーナだから教えるんだから。これね、ジェイドがプレゼントしてくれたんだっ。僕の宝物!」ヒソヒソと小さな声で打ち明ける。繋いでいる手と逆の手で人差し指を立て、そっと唇に宛がうと秘密を共有する相手へ片目を瞑りヒ・ミ・ツと口パクで念押しを。握られた手を楽しげにユラユラ揺らし「えー!なんで僕が眠れてないって分かったの!レジーナ、天才だねっ。今日のことが楽しみすぎて夜更かししちゃった!」後に続く警告の言葉など届いてはいるもののさらりと横に流し、素直に昨晩の行いを白状。きっと疲れて果樹園で眠ってしまっても放って置かれない、絶対的な信頼を寄せているからこそ無邪気に彼女の横でスキップしながら「果物、どっちが美味しいのとれるか勝負しようね!それで休憩の時にはレジーナを描かせてもらうんだぁ」暢気に勝負事を持ち掛けて)
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