執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>マリーシュカさん
マリーシュカさんといると、なんか落ち着くんだ。( 自身の中ですら纏まっていない感情を言葉にするのは難しい。具体的に此処が好き、などと口にしたのならたくさん言えるのかもしれないが。でも、最初に出会っただけが理由ではない、とは言い切れる。きっと他の人に出会った後に会ったとしても、己は彼女を好いていただろう。「へへ、ごめんね?なんか、つい感傷的になっちゃって」困らせてしまっていることくらいはわかる。だが、取り繕うのが得意だったはずの己はどこかへ消えてしまったらしい。眉を下げつつ謝ると、そんな自分に苦笑いして。「え、プレゼント……?」もう既にたくさんのものを貰っている。こうしてお茶会が実現したこと自体、嬉しいことだから。これ以上は望まない、と思うほどには今満たされている。と、目の前に出されたのは純白の花。それはまさに己の好きな花のひとつであり、見るとすぐに頬が緩む。ああ、きっとこういうところが己を好きにさせるのだ。「有り難う。マリーシュカさんも、幸せにね?」今日だけでもまた思い出が増えた。これで数日は幸せな夢がみられることだろう。他に彼女に返せるものは何も持ち合わせていない。だからせめて、と笑顔でお礼を述べて )
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