執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>テオ
素直で宜しい。……私こそテオの事信じてないみたいな言い方しちゃってゴメンね?(目に見えて落ち込む彼。表情の変化は乏しいのにこんな時はとても分かりやすい。両腕を体の前で組、横柄な態度で許すと言ってのけるが、元を正せば自分の発言が原因であり。つり上げていた表情を崩しては、ペロリと唇から赤い舌を覗かせ自分からも謝罪の言葉を述べ。「モテるって言うのは……周囲や好きな子に気に入られる事。そこから恋に発展もするんだから、気を付けなきゃいけない大事な事だよ?私は……モテなかったかな。友達はそれなりにいたけどさ」モテる、との言葉も通じなければキョトンと相手を見つめ。どう例えれば理解しやすいかと頭の中を探りつつ、説明を。自分はと問われれば、虚勢を張りたい気持ちが芽生えるが、嘘は良くないと正直に告白しようか。男子との交流も人並みにはあったが、色恋に発展するには女子としての魅力が些か欠けていたのだろうと、瞳を足元に反らし苦笑いを浮かべ両足をブラブラと揺らし。「うん、約束だよ。忘れちゃったら寂しいからね、期待してるよ」注がれる視線に答えるように頭を持ち上げ。幾度となく交わしてきた、新たな約束。その誓いが果たされる時、自分は側に居らず守ってくれたのか確かめる術は無いが、違えてほしく無いと最後に念を押し。「緑と紫の、だね。甘い味が好きなの?」すんなりと出てきた特徴。名前と色、味、そして相手が好んでいるとここまで分かれば、後は誰か、先日知り合った人狼の彼なら手を貸してくれるだろうか。そんな算段を頭の中で立てつつ、味の共通点を見いだしては首を傾げ。食べたら笑顔になるか、その質問には大きく頷き返し「勿論!甘いもの食べて笑顔にならない女の子なんていないよ」久しく食べていない懐かしい甘さに思いを馳せ、若干偏見のある発言をしては力説するように右拳を強く握りしめ主張し)
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