執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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(/主様こんばんは。昨日も素敵なお時間をありがとうございました!もしまたお相手願えるなら、前回(>449)の続きからお願いしたいなと思い失礼致しました。お返事も先に置かせて頂きますね。また常連は2枠との事で、お久しぶりな方がいらっしゃればそちらを優先して頂いて構いませんので。ではご検討の程、宜しくお願い致します…!)
>テオ
だって落ちたら痛いし……えぇ?それは、そのー……女心の分かんない、鈍感なおバカって意味!(まったりのんびり。早く下ろしてもらいたい自分とは対照的に呑気な相手。褒められても嬉しくないと、頬は赤いまま不機嫌そうに眉を寄せ、唇はへの字にキツく曲げ。ベッドの上に運良く落ちればまだ衝撃は少ないだろうが、それがもし床の上だった場合は考えたくもなく。自分の要求は受け入れられたのか、ゆっくりと焦れったい動作で高度が下げられていくも、最後までは届かず、宙ぶらりんのまま動きは途中で停止され。原因は勢いのままに口から出た言葉が、相手の好奇心を擽ってしまったから。先ほどの自分に余計な事をと言ってやりたい気分に苛まれ。その説明するにも羞恥心が邪魔をしては、ごにょごにょ言葉を濁し。正確な意味合いでは無い内容を最後は、少し怒っている風にも聞こえる勢いで語尾を強め言い放ち。上昇した体温を冷まそうと、右手で自身を扇ぐようにパタパタ上下に揺らし風を送り。相手のさも当たり前のように良かったと語られる、薔薇についての発言。栗色の瞳を大きく見張り、冷や水でも浴びたかのように気持ちは一気に冷め。「──そう、だね。いつか私も、薔薇の仲間入りをするんだもんね」瞳を相手から反らすように伏せ、静かな声音で呟く。高い位置に現在は居る為か、窓のすぐ側、垂直の壁に這うようにして伸びた蔦と小さな黒い薔薇の蕾に気付く。終わった後の事なら気にしなくてもいいはずと割り切りたいのに。赤毛の少女にもあの時は笑って返したものの、その事実を受け入れるにはまだ、もう少し時間を要するようで。次いで続けられた相手らしい好みを知っては、つい笑ってしまう。そのお陰か、気持ちと共に強張っていた肩の力が少し和らぎ。相手と訪れた果樹園での生き生きとした表情が自然と思い起こされ。今にも食べたいと言わんばかりに喉仏が上下する音、その対象が人では無いからこそ、穏やかな気持ちで瞳を細め。「フルーツか。良いよね、私も好きだよ。前に連れてってくれた果樹園にも好きなフルーツは生ってるの?」相手が気に入っている果実は一体どんな物か。それを知り贈る事が出来れば、受け取ってばかりの感謝を、言葉以外で少しはより伝えられるかもしれない。本や糸、庭園へ連れていってくれたあの日や、話し相手の紹介、いつもお願いしてばかりで此方から返せたものと言えば、先日材料を用意してもらい贈ったミサンガくらい。後は相手に願われた読み聞せの約束を果たすのみ。この館に拐われてきた原因は彼等の空腹を満たす為であると分かっていても、目の前の彼は自分に対し十二分に優しくしてくれた。そのお礼がしたいと思いが募り思考を働かせるが、そろそろこの空気椅子に似た体勢を保つのも厳しくなり、限界が近づいてくればプルプルと背筋が震えだし)
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