執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>ヴァレリオ
――おや、おやおやおや(黒いトーガをゆったりと身に纏い、二本の尾をぷらぷらと揺らしては鼻歌混じりに廊下を往く。満腹ではないが空腹でもない、のんびりとした心地良い気分で闊歩していれば、すん、と漂う人間の匂い。それに惹かれるように廊下を幾度も曲がり、やがて見つけたのは貴方の後姿。人間が一人で出歩くなんて、余程の命知らずか最初に出会った怪物が不親切だったか。それはともかく、ちょっかいをかける相手が見つかったのだから楽し気な声を上げれば、ふわりと貴方の背中へ覆い被さろう。とはいえ体重は一切乗せないように重心をコントロールしつつ耳元に唇を寄せれば「いいじゃないかそんなこと、こんなに素敵な夜なのだから」永遠に明けない夜を訝しがる言葉、盗み聞きしたわけではないが聞こえてしまったそれを、羽箒でふわりと払うように一蹴してしまおう。物理法則を無視した現象がどうでもよく思えるような、甘い魔法をかけるように貴方の耳朶へ挨拶代わりのキスを落としてから、するりと貴方の背後から放れその眼前へと回り込み「ご機嫌は如何かな、愛しく麗しい黒薔薇の使徒」ゆぅるり、目尻を細めて柔和な笑みを浮かべる。先程からのパーソナルスペースを無視した立ち居振る舞いがまるで嘘に思えるような、上質な品さえ感じさせる面持ちで。貴方の服装から察するにきっと神職なのだろう、ゆえに揶揄にも似た呼びかけを悪びれも無く並べれば握手の為の手を差し出して)
(/こうして背後様のやりたい設定や展開をお聞かせいただけるのは、当方にとってもとても嬉しい事ですので!これからも大歓迎で御座います…!時間軸、並びに指名の件承知いたしました!此方も悩んでしまったのですが、お言葉に甘えましてこの場所では初となるユギンにてお迎えに上がりました…!此方こそ、今宵も宜しくお願い致します!/蹴推奨)
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