執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>シェリー
――、(声による応答から、この部屋にいるのが女性の獲物だと察する。次いで警戒心の欠片も無く此方へ近付いてくる姿を視認すれば、招き入れられるより先に扉を蝶番いっぱいまで開いて「あのネ、私、私――…」一歩、また一歩と覚束ない足取りで部屋へ踏み入る。言葉を詰まらせる様はまさに壊れた機械を彷彿とさせ、頭を貫通した螺子がぎらりと鈍い光沢を放つ。貴女が異変を察知しようがしまいが、この部屋の空気をひどく血生臭いものへと否応なしに変換させていく不思議なオーラを垂れ流しつつ、そっと貴女の服の袖を握れば「お腹、空いたノ」シンプルなそれは蓋し破壊力を持つ一言。懇願するでもなく、淡々とした口調が、平和に凪いだ水面に一石を投じて)
(/いえいえ、当方もケアレスミスはしますのでお互い様です、どうかお気になさらず…!此方こそ蹴り推奨の所お返事失礼致しました…!/蹴推奨)
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