執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>ジヴァ
――…。(ノックに対する応答はなく、貴女の声も扉越しでは耳に届くことは無く。腰の重い自身がこうして新入りの部屋を訪問するのは珍しく、だからこそ静寂でもって返されれば元々低い社交性はぐんぐんと右肩下がり、鎖骨辺りに一輪咲いたのはとても淡い紫色。行き場を失くしたノックの手を引っ込め、ふぅと溜息を吐く。向こう側にいる人間が寝ているのだとすれば、それを邪魔するのは何だか忍びない。自分だって昼寝を邪魔されれば思いっきり恨めしい表情でくすんだ色の花を咲かすだろう。それでも扉の前から踵を返さなかったのは、何故だか花の香りがしたような気がしたから。「……入るよ、」扉に額をくっつけて、聞き手がいるのかどうかも分からない断りを入れた後、おずおずとドアノブに手をかける。キィ、と開けば一歩中に踏み入るも、誰かが活動したような痕跡は見当たらず「…やっぱまだ寝てる」呟いた独り言に、安堵の色が滲んでいたのは気のせいだろうか。咲いた花は未だにぼんやりした色合いの紫のまま。挨拶なんて寝ている相手を起こしてやるほどのことでもない、ベッドを確認もせずにそう決めつければくるりと踵を返して)
(/此方こそ、提供と交流する中で絡み辛い、合わない等感じた際には、いつでも指名を変更できますので遠慮なくお申し付けくださいませ!ルートについても承知いたしました、是非背後様のペースでゆったり道を拓いて頂ければと思います…!早速ヴィンスにてお迎えに上がりましたので、お時間の許す限り宜しくお願いいたします!)
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