名無しのマスター 2019-05-02 00:58:04 |
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──や、やった…!成功したわ……!!
(今にも引き千切れそうな意識を必死に繋ぎ、魔力反応の中掴み取ったのは──確かな成功の感覚だった。思わず歓喜の声を上げてしまうも、心の底から湧き出てくるのは会ったこともない存在への本能的な恐怖。それに楔を打ち、抑えつけながら固唾を飲んで光景を見守る。英霊、サーヴァントの召喚。聖杯戦争の基本にして最も大切な要素。深い海の中をもがくかのような時は流れ、既にサーヴァントの召喚は始まっていた。暴風が血で描かれた陣から発せられ、余りにも異様な雰囲気に己を鼓舞しながらも一歩後ずさる。そこから数分、だろうか。眩い光が瞬間的に視界に広がり、そして消えた。英霊の姿が顕になり、思わずその場にへたりと座り込む。聖杯の力を借りた大魔術、いや、奇跡と言っても相応しいその力にただ目を広げ驚嘆するばかりだ。そして、この儀式によって得られた結果──目の前のサーヴァントを見つめ一言だけ発する。不安や畏れといった感情を感じ取られないよう、強張った表情を浮かべながら静かに返答を待ち)
……貴方は、英霊で良いのよね?
(/お越しくださり有難うございます!試しに簡単な絡み文を置かさせて頂きました。まだ鯖の設定などが纏まって居なくても大丈夫ですので、お試し感覚でロルを打って頂ければと思います。もしも絡みづらかったり質問などございましたら仰って下さいませ!)
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