Fate/Last wish ( 〆 )

わっ！…よっ、マースター。驚いたか？
(海のように穏やかなカルデアの中、与えられた自室のベッドに横たわり天井を見つめる。己がサーヴァントとして召喚されて早数ヶ月。戦闘に繰り出される事は増えたものの、何もない時はあの苛烈さが嘘のように穏やかで退屈な時間がここでは流れる。こんな所に長く居ると体が鈍る、なんてぼやきながらシュミレータールームへと向かうべく自室の扉を開けて足を動かし始める。その瞬間、視界の端に不意に映った橙色の髪に視線を奪われた。予期せぬ遭遇に数秒間時が止まったような錯覚を覚えれば、足の方角を変え。じりじり、後ろからアサシンらしくそっと近づけば大きな声と共に背をポン、と叩く。相手の反応が楽しみで仕方が無い、とでも言うように先までの無表情からは想像できないほどの無邪気な笑みを浮かべ。)

(/絡み文出させて頂きましたー！もしもやり難いなどありましたら仰ってくださいませ！それと書いてる途中に少し不思議に思ったのですが、時系列はFGO内の一部と二部どちらに致しましょうか…？カルデアの重要な何かが変わるわけではないのですが、一部と二部で舞台や拠点の人が若干変わったりするので……ありがとうございます！では頃合いと思いましたら背後が出てきて相談させて頂きますね！)