創造神 2019-04-21 00:57:52 |
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>サラ
まあ、可哀想。それもこれもぜぇんぶ、私が貰ってあげましょうか(ぱちぱちと手を叩きながら、やけに面白おかしい口調で上辺だけの同情の言葉を贈る。それに続くのは飽きもしない強欲の言葉、貴女を悩ませるもの全て、その根源たる命から根こそぎ奪い取らんとしながら唇に人差し指を添えて。指先で掬った髪は逃げる様にさらりと流れていく。砂を掴むような感覚に一瞬眉根を寄せるも「あら本当?素直で良い仔ねえ」呆気ない許可の言葉にきゃらきゃらと笑い声を上げて。無論拒否権など無かったのだが、それでも女の命たる髪の毛を易々と譲るそのスタンスに再度拍手を贈って。ふわりと背後に回れば黒い髪を後ろ手に結うように一纏めにし、ある程度の位置で指先を横一直線に滑らせる。まるで切れ味の良い刃物で切り取ったかのように音もなく髪を手に入れれば「良い仔だから半分だけにしといてあげるわあ」あっけらかんとした口調で言いつつ、今しがた切り取ったばかりの貴女の髪をむしゃむしゃと頬張っては呑み込んでしまって。異形の女が髪の毛を食するなんともパワーのある絵面を見せつけた後「あらあ、短いのも似合うじゃなあい」長さが半分になったヘアスタイルを一瞥し、本気かお世辞かも解らない軽率な口調で賛辞を)
(/流れ的にサラちゃんの髪の毛を切ってしまったのですが、お望みであれば次回から何もなかったように今までのヘアスタイルで交流を続けることが出来ますので、どうかご心配なさらず…!)
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