匿名 2019-04-20 22:00:58 |
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( / 申し訳ございません!こちらの不手際で名前の表示を変更し忘れておりました。名前を変更した後、もう一度駄作ロルを表示する事、お許しください )
___これはこれは、下劣の民ではありませんか。
( 今日も今日とて下界のあちらこちらを飛び交い、手を合わせ祈る事しか出来ない民衆共の元へ神の御加護を届けに回っていた。今訪れたのは町外れの森の奥深くにある苔むした教会だ。何があったのかは分からないが、震えながら何度も何度も神へ祈りの言葉を捧げるシスターを見下す形で降り立てばいつもと変わらぬ声、優しさ温もりを1ミリも感じさせないような冷え切った声と目線で神の御加護を届けた。天界でこそ忙しかったものの、下界と来たら1日に至る所で祈りを捧げてくれるもので休息も取れぬまま何日も過ぎようとしていた。今日こそは久々の休息が取れるのではないだろうか、そう思いながら教会を後にしようとしたその時、目の前を彷徨く人影を見つける。何処かで見かけたことのあるような服装、忌々しいあの血のように赤い瞳が彼を思い出させた。腹の底からふつふつと湧き出す嫌悪心と1度拳を交えた時の感情の高ぶり、両方の気持ちを噛み殺しつつ喧嘩を売るように声を掛けて。)
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