茉莉 2019-04-20 15:05:15 |
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>一ノ瀬
(嗚呼、なんと退屈で手持ち無沙汰な時間なのだろう──。そんな言葉がもう何度頭を過ぎっただろうか。腕を動かそうにも、脚を動かそうにも、冷たく光を反射する銀色をした拘束具のせいで自由が利かない。天井を見ようが床を見ようが真新しい発見など何も無く、ただ鈍い蛍光灯の明かりが無機質なパイプ椅子や壊れかけの机を照らしているだけ。退屈を凌げるものなどこの空間に有りはしない。扉から出ようにも、扉まで手が届かない。最早、外に出ようという気持ちよりも“このつまらない時間を潰してくれる相手さえ来てくれれば”という思いの方が募っていた。ひとつ小さな溜息を吐きぼんやり床の埃を眺めていると、待ちかねていた音が耳に届く。扉が開かれる音だ。この時をずっと待ち続けていた。俯かせていた顔をゆっくり上げ、開いた扉の先に立つ人物を目を細めつつ見遣れば、にやりと笑いかけてみせ)
───いらっしゃい。客人なんて久しぶりだ。
…まァこんなナリだから大したもてなしも出来ねェが、折角だ。お喋りでもしようぜ。暇で暇で死にそうだったんだ。
(/改めてのpfとロルテストの提示、大変感謝致します。お手数お掛けしまして申し訳ございません…。検討の結果特に問題も無さそうでしたので、どうかこのまま茉莉の相手をしてやってください。取り敢えずリセットは明日のこの時間までとさせて頂きます。また何か疑問点などありましたらいつでもお申し出下さい。では、お相手宜しくお願い致します。/蹴可)
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