Now saving... 2019-04-17 23:32:24 |
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仮眠用ベッドに寝かされた黄緑の毛色のアイルーは、すやすやと寝息をたてて眠っていたが__
「うにゃあああ!」
「うお、ビックリした」
突然、叫び声を上げて飛び上がる。目を覚ましたアイルーは、辺りをキョロキョロと見渡すとユガに気が付き、慌てた様子でまくしたてる。
「そこのオマエ!ここはどこニャ?ジャギィ達はどこニャ?オレは今どういう状況ニャ!?」
「お、おう。えと、取り敢えず落ち着け」
今にも飛び出しそうな勢いのアイルーをなだめ、落ち着いたのを確認してから、簡単に説明する。
「ここはベースキャンプ。それで、お前はエリア9でジャギィ達に襲われてたんだ。それをたまたま俺が見つけて、ここまで運んで来た。今は怪我してたお前をベットに寝かせてたんだが、もう大丈夫そうだな」
もう一度アイルーを見る。傷跡は多少残っているものの、体力はすっかり回復したようだ。
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