星に願いを　／　NBL　／　半登録制　

>京

Scorpio
（星神子様が来る、星神子様が来る。名無し達の間では毎日同じ事の繰り返し。料理を作って、飾り付けをして、まだかまだかと毎日がお祭り騒ぎ。騒ぎに混じって中には星神子に取り入り名を与えて貰おうと企む者もいる。それらを横目に、今日も一人、町外れの隠れ家でキャンバスに筆を滑らせていた。輪に入ろうとするものならば、嫌な顔をされる事は知っている。それに、すっかり恒例事項になった星神子に対しての興味もなかった。なのに、モヤモヤと灰色の感情が渦巻いて、筆が進まない。溜息を漏らし、気晴らしに散歩にでも行くかと外へ出れば、そこに広がるは満天の星空。眩しいそれに思わず双眸を細め眺めていると──ふと、星が落ちた。気に留める必要はなかった。誰かが迎えに行く筈だから。故に、そちらへと足が向いたのは気紛れだ。星見草を踏みしめ辿り着いた先には、予想通りの異邦人。ここまで来て、放っておくと言う選択肢はない。一歩二歩と距離を詰め、背後からひょい、と掌の中の箱を取り上げては、興味なさげにぷらぷらと揺らし。ちら、と視線を向けてはにぃ、と口端を釣り上げ。）
だァめ。ここじゃ火はご法度なんだぜ？星神子サン。

（/遅くなって申し訳ありません。プロフィールの方確認させて頂きました。大変魅力的なお子様で、お話出来るのが楽しみです…！お任せと言う事で迷ったのですがこちらからは蠍座、スコーピオの方を提供させて頂きました。途中での変更・交代も出来ますので、気軽に言って下さい。一週間の間、置きレス気味になるとは思いますがよろしくお願いします…！)