月 2019-04-17 23:06:06 |
通報 |
>ミラン
Virgo
(声を掛けたは良いものの、まるでドロドロに溶かした水飴の様に微睡む声音にぱちぱちと目を瞬かせ。隣へと招かれたかと思えば直ぐにうつらうつらと夢の世界から戻って来る様子がない事に肩を竦め。「全く、仕方のない子ねぇ……」大きく息を吐いて、膝下と背中に手を添えそのまま軽々と抱き上げる。無理矢理意識を覚醒させる事も出来るが、余りにも心地良さそうに眠る相手を起こすのは気が引けた。取り敢えずは屋敷に持ち帰るかと歩き出しながら、ふと腕の中の存在へ視線を落とす。自分からすれば小さな赤子同然の存在は、何処か危うく落とせば壊れてしまいそうで。「──可愛くて、可哀想な子」ぽつりと零れ落ちた独り言は夜風に吹かれ、消えて行く。屋敷はもうすぐそこだ。)
(/当方もペースにムラがありますので、どうぞお暇な時間にお越し下さいませ。こちらこそ、相性に問題を感じましたら、気軽に仰って下さい。一先ずヴァーゴの屋敷へと運ばせて頂きましたが、道中で目を覚ますも、ベットの上で目を覚ますも自由ですのでお任せ致します…!)
トピック検索 |