星に願いを　／　NBL　／　半登録制　

>9

Cancer
(服装良し、顔色マシ、手持ちの薬良し。意を決して、家の扉を開き外へと出ると、陽の光の眩しさに目を細めた。何千万も先にあるモノのくせに、それはとてもとても眩しく、煩わしい。思わず眉根を寄せ、より一層フードを目深に被る。陽の光はいつまで経っても好きになれない。出来れば昼間は外には出たくなかったが、そうも言っていられなかった。今日は月の主人からの久しい招集。本人曰く"吉報"との事だが、大抵碌でもない事は目に見えている。少なくとも、自分にとっては。「……面倒臭ェ」ぽつりと溢れた声は掠れていて、この頃誰とも対話をしていない事を実感する。適当に相槌を打って終わる事ならば良いのだが、と重たい足取りで王の屋敷へと歩を進めた。)

こちら、キャンサーの参考ロルになります。文字数はお相手様によってかなり変動しますので、長ければ二倍三倍にもなります。会話文が主体の形を望まれる場合は、そちらでも対応可能です。宜しければご一考下さいませ。