ヤンデレ。 2019-04-16 16:33:51 |
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(/恐れ入ります!投稿した後でいくつか加筆、修正したい箇所があった為、再投稿させて頂きます。もしお返事を練ってくださってる途中でしたら誠に申し訳ありません…;お手数をお掛けいたしますがお目通し頂ければ幸いです/蹴り推奨)
あぁ…もしかして、そーゆうの興味あったりする? 吸血鬼とか、ホラーとか。
(二人分のグラスと棚から見つけ出したボトルを携えて隣に腰を下ろせば、グラスにブランデーを注ぎつつ彼の手元にあるDVDに目を向けて問い掛けを。黒ずくめの服装に身を包んだ彼は西洋のホラー映画に登場しても遜色なく、寧ろ画としてとても映えそうだ。美しい容貌の吸血鬼が挑発的な瞳で此方を見据えているそのジャケットを眺めても何の情動も覚えることはないが、隣に居る彼の存在を意識した瞬間に、いとも容易く心を揺さぶられてしまう。──きっと彼に惹かれているんだ。まだこの男の何も知らず、此方が掌握しているのは酒の嗜好と仮初めの名前だけ。彼の首筋に施されたタトゥーの意図さえ知らない。ブランデーのボトルをテーブルに置いてはゆったりとした仕草で手を伸ばし、タトゥーの文字を指の節で愛撫して。当の吸血鬼を目の前にし、密かに夢想する──もし己がヴァンパイアであったなら、この白い首筋に牙を立てて甘美な血を啜る行為に耽溺するだろう、と。)
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