長 2019-04-02 21:54:52 |
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名前 / 九郎 くろう
種族 / 九尾狐
性格 / 仮面を被ったかのような胡散臭い笑み、慇懃無礼な言葉遣いと、まるで下等の商人の如き有り様であるが、その生業は歌って踊れる股旅芸者。常に三味線を持ち歩き、興さえ乗ればいつでもどこでも弾き唄う。腕は確かであるが、金にがめつく客に対して法外な料金を請求する。狐の癖に嘘がド下手くそで、?を吐けば大抵の者には看破される。相当な酒好きであり、夜毎誰かしらを酒飲みに誘おうと手当たり次第に声を掛けては、夜な夜な清酒を飲んだくれる。酒癖が悪く、酔いが回るとタチが悪い。
容姿 / 面長な輪郭と細長い目元の狐顔。黒々とした色の瞳。釣り上がった目尻に紅をさしている。ゆったりと伸びたくすんだ金髪は、真っ赤な紐を用いてうなじあたりで一纏めに。古ぼけた薄藍色の長着と、褪せた茜色の帯をゆるく着付け、足下にはからからと鳴る下駄を履く。ぴょこんと頭に生える狐耳、尻の上辺りからは九つの狐の尻尾が伸びている。背丈が大きく肩幅も相応にあり、腕っ節にそこそこの自信がある程には体格がいい。三つに解体した三味線と撥を厚手の布で包み、背負い持ち歩いている。
備考 / 長屋暮らし。所有の蔵には清酒をたんまりと溜め込んでいる。追いかけっこや隠れんぼが大の得意。
あいや、そこの旦那。景気付けに一曲如何でしょう? 今ならなんと、たったの千両で御座います!
(往来が激しい賑やかな大通りの一角。露店が軒を連ねている中で、地べたに広げた薄っぺらな赤い敷物の上に、どかりと胡座をかいた体勢で三味線を抱えていて。狸に天狗、達磨に白狐にろくろ首と、多種多様な妖が目の前を行き交う中、目を留めたのは身なりのいい大男。にこにこと殊更めいた笑みを湛え、通りのいい声音で男に客引きを。しかしそれにも釣れなく去って行った男の後ろ姿に、いじけた様に口を尖らせて。この音色を聴いていかぬとは、和の心を解せない輩もいるものだと、嘆かわしいと言わんばかりに大袈裟な溜息を吐き。しかしそこは客商売、そこ行く奴等に此処は一つ一曲弾いて差し上げようと、尊大な心掛けで胡座組む足を解いて正座し。三味線を構え、右手には撥を持ち、それからしゃんと背筋を伸ばして姿勢を整えると、弦を撥で弾き。テン、テテン、と道行く人々の喧騒の中、小気味よく三味線の音色を響かせて。)
( / ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます! 好き放題に書き付けましたので、我ながら説明がわかりにくい箇所があるかと存じます。ご質問などありましたら、どうぞ気軽にお申し付けください。それから空白の使い方が下手くそで読みにくいですね、申し訳ありません! 精進して参ります。それでは以上を以って、レス解禁いたします! )
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