燕尾服 2019-03-31 23:09:39 |
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>アデル
…私が、もう作る事も無くなってしまった、至高の秘薬…今一度、開発を試みましょうかねぇ…
(相手が楽になったと見るや、早々に席に戻ってアタッシュケースの中から、
淡い桃色の液体が入った試験管を一本取り出し、独り言のようにポツリと呟いて)
>りさ
あいや、暫く…ッ!………跋扈して居られるようで…しかし、我等のような魑魅魍魎たる輩も
多いと言え、そうでない者が大多数を占める……ふ、いずれ滅ぶのがヒトの運命でしたね…
(入店した相手を見て、あまりの変貌ぶりに驚きを隠せないのか、引き攣った声で呟いて。
すぐに顔を背けるも、ラジオから流れ出る音声を聞いて、ふとヒトの一生を考えたのか、
不意に自嘲気味に笑い)
>レッドホース
あ、あいや…その…気を害したならば、申し訳ない……心配をされた事に意外性を感じているのは、
確かにその通りなのですが……失礼、これでは誤解が生じてしまう。"アナタに心配された"から
驚いているのではないのです。"誰かに心配された"から、驚いているのです。私は、何度も手を
伸ばした。例え届かないと解っていても、微かな望みを抱いて……しかし、望まないモノからも…
この手は振り払われた。故に私は……我はもう、誰かに縋る事等辞めてしまった(謝罪の意を
述べると、淡々とした様子で紙袋を脱ぎ、眼鏡を外して。無意識なのだろうが、虚空を見詰めて
少し昔の事を思い出せば、一人称が私から我になり)あ、嗚呼…失礼。余計な話、でしたね…
(我に返り、慌てた様子で眼鏡と紙袋を着用して)
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