異能犯罪者酒場【異能/悪人】

>ペパーバッグ

…なんてキレイなメスなんでショ。道具を大事にする上に要らないヒトの臓器は再利用…、セイギですねェ。
（いつからそこにいたのだろうか、相手の座っているテーブルの下からぬっと顔半分だけ出しそっとテーブルの縁へと手を添えると大切に手入れされているのであろう、キラリと光る相手の手元のメスへ視線注ぎ、テーブル下で密かににんまり笑んで）


>りさ

…ぁふ…ン、お救い…お願いしマス。
（自身満々な相手を神でも見るかのような眼差しで見つめ、先ほどの取り乱しっぷりが嘘のように相手の指先を注視しながら促されるまま隣の椅子へと腰を下ろすとぷちぷちとボタンを外して腰を浮かせてコートを脱ぎ、返り血がべったりとこびりついている面を表にして相手に渡し）


>蜜

…………美しい……。
（バーの隅の床でちびちびと酒を飲んでいればふらりと現れた相手。ちらりと視線を遣ったが最後、何故か目を惹く美しい横顔…というよりは特に瞳に目を奪われてしまい、やがて酒の入ったコップを床へゴトリと落としてしまうも放心したように見詰め続け）


>燕尾服

…せ、いぎ…？…恥ずかしい、正義の死者が…、恥ずかしイ…。……う゛ゥ～ッ。
（正義という単語を出されては耳を傾けるしかなく、相手の言葉を繰り返してハッとした表情を浮かべては呻き声を上げながら四つ這いで脱ぎ捨てたコートの元へ寄り、再び羽織ると唇を噛み締め返り血の嫌悪感に耐えつつ立ち上がり）