匿名さん 2019-03-28 23:21:15 |
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(湯船に入って肩まで浸かれば「ほぅ…」と一息ついて気持ちよさそうにし。やはり相手は初めて(初めてのお風呂というのもおかしな話だが)の風呂には警戒心があるらしく、湯船の縁で足踏みしている相手に「大丈夫。その時は支えるから」と、この湯船で溺れるものかと苦笑するも、その不安を取り去るようにそう言って。意を決し、そろりそろりと湯船に浸かり始めればなんだ、入れるじゃないかと安心したように呟いて。お湯の気持ちよさに笑顔になりながらこちらの腕の中に漂ってくると、先ほどのトラブルより肌が密着してドキッと体が固まり続けて鼓動が早くなり。未発達な体だが瑞々しい肌だ。免疫のない自分には充分な心拍数を上げる要因であり、なんとか一呼吸置き、相手の背中に腕を回し、その背中を優しく撫でて。まるで母の中のようだと、子供らしく無邪気な、しかし真っ直ぐで素直な感想になんだか肌だけでなく胸が暖かくなれば「気持ちいいだろ?これな風呂だよ」と、相手の顎をこちらの肩にかけて耳元で囁いて。)
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