匿名さん 2019-03-28 23:21:15 |
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(食卓に座る彼の隣り、詰めるようにその身を落ち着かせると湯気の立ち上がる皿を自身の方に引き寄せると見様見真似で隣に添えられたスプーンを手に取ると慣れない手付きだが黄色い表面を裂くように突き刺すとそっと掬い口へと運ぶ、「……!?あふ、あふいっ。」冷やさなかったからか無防備な口内と暴れる舌をどうにか落ち着かせると、行き良いよく飲み込んだ。「ん!、おかあさんこれ…すっごくすっごく美味しいよ。こんなの私達初めて食べた。」落っこちるとばかりに頬を手で抑えると尽かさず次を運び入れる。すぐさま無くなっていく皿の中身を貪る勢いで食べ尽くすと、口にの周りにはケチャップがべっとりお纏わり付いている。そんな事は気にせず、相手の方に目を向けると笑顔を向けて「おかあさんってもしかして魔法使いなの?キャスターとか…。」満たされた満腹感にそれと同時に満たされた心、不思議な感覚に瞬きを繰り返すもこんなの非力な人間が作れるのか。と持ってない価値観ではそうとしか考えられなかった驚いた表情で違うクラスの名を口にするもそれを彼が知っているはずも無く、空になった皿と彼の顔を見詰めそう問いかけた。)
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