美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)私は三条の弟子に作られ、作り手がなくなってからも三条の元に長くいたから、三条とは縁が深い。三条の本名、三条宗近は、平安時代の名工者だった。弟子も何人か持っていた。鶴丸を作った五条国永に、一期に乱などを作った短刀の名工と言われた粟田口吉光もその一人。その中に一人だけ女の鍛冶師がいた。それが、我が作り手の星乃優。
美月はそう言った。そして続ける。
美月)三条宗近は五振りの刀を作った。一振り目が天下五剣の中で一番美しいといわれるそこで眠っている太刀、三日月宗近。最古の刀と言われている。だから、この本丸で最年長だ。次に稲荷明神の神としてまつられている太刀、小狐丸。三日月同様希少価値の高い刀だ。次に御神刀として、多くから信仰を集めた太刀でも大きい太刀の大太刀、石切丸。加持祈祷が出来るため、豊作祈願や無病息災はお手の物だ。次に武蔵野弁慶が使っていたと言われている薙刀、岩融。名の通り岩をも砕くと言われている。高身長で力も強い。そして、源義経公の守り刀の短刀、今剣。短刀のため、背は小さいが実力はかなりあるぞ。岩融ととても仲良しだ。三日月は十一世紀の末に生まれ、それからだから皆1000を越してる。鶴丸もこの私もな。(妖笑)
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