美月はニコッと笑うと、ゆっくり体を起こし麗奈を優しく抱きしめ包んだ。 美月)ありがとう、麗奈。本当に優しいなぁ。其方に輝さまの記憶が入っていても、私は今後も同じように接するから安心しろ。また過保護になって傷つけるのも嫌だからな。あと、近々麗奈に良い物を用意する。ようやく、金が貯まったのだ。これで、麗奈に渡したいものが買えるのだ。楽しみにしていてくれよ。