美月)安心しろ。 美月は袖から、自分と麗奈の人形を出し、ふぅっと息を吹きかけた。すると、人形が震え、瞬きをすると、麗奈と美月の姿になった。 美月)すまぬが、この子たちの気が済むまで、麗奈をここに住まわせることにした。暫く、本丸を任せた。 美月がそう言うと、美月の人形は 美月)任せてくれ。 そう言って、麗奈の人形の背に手を当てる。立ち居振る舞いまで美月そっくりだ。 美月)ね!大丈夫だろう?