美月)私はよく、夜に神域に行くんだ。麗奈と今日あったことを式神たちに話している。 美月は、近くによって、抱き着いてくる式神を撫でながら、言った。 美月)そしたら、式神が麗奈に会いたい会いたいと言ってきて、だから、連れてこようと思ったのだ。おかげでこの子たちの笑い顔や声がいつもよりも楽しそうに聞こえる。よっぽど、其方に会いたかったのだろう。 美月は一番小さい女子の式神を抱き上げた。