美月)敷地内は手入れはしなくてもよさそうね。中はどうかな? 美月は屋内へと入る。すると、美月の横を何かが横切った。 美月)あ、式神の座敷童が定期的に掃除してくれてるんだっけ? 美月の式神である座敷童は同じ座敷童と話したり、一人笑いながら、丁度掃除をしているところだった。 美月)とんだ杞憂だったな。戻るか。 美月は再び、現実へと戻るため意識を集中させ、現実への扉を開いた。 美月)また、くるよ。直ぐにね。