美月)さて、私はちょっと用があるから行くぞ。 太鼓鐘)酒は俺が戻しとくからな。 美月)ああ、ありがとう。 美月はそう言って、手に吐息を吹きかけた。 美月)こっちからだな。 美月は自分の神気を辿っている。 美月)やはり、石切丸、岩融。障子越しで構わんから聞いて欲しいことがある。