美月 2019-03-24 16:45:05 |
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椿:( 空白だった沢山のものが満たされていく…… )( 記憶を取り戻し )
はやく、主さん達の元に帰って美月さんも戻さないとね… さて、お返しはさせてもらいます!( 三珠に峰打ちをし )
闇音:面白さ不足だったから充分なんだけど欲を言うともっと欲しいよね( 驚くことなく/わくわくしながら )
美月は、麗奈を見た途端ハッとした。
美月)あ...
美月はカタカタと刀が震えた。
美月)わ...た...し...
夜斗)もう、洗脳が解けそうなのか!仕方ない。
夜斗は、美月に峰打ちをすると、美月を抱かかえ、逃げ出した。
太鼓鐘)待て、どこ行く!
三日月)美月を返せ!
夜斗)調子が狂った、一旦体制を立て直す。
夜斗はそう言うと、美月とともに、姿を消した。
絢奈「うわっ…!!(急にいなくなったのか体重を支えるものがなくなって前に転ぶ)」
日向「…クソが…!!!!(悔しげに呟く)」
(そろそろ寝ます)
闇音:闇音的に敵が全滅しようがしまいが面白ければいいし別にあの子に興味ないんだよねー( 髪の毛を弄りながら )
貴方は何かしたいこととか作戦か何かある?( ふと気になり )
三珠)……こんな…ところ…で…( 倒れ込んで気絶し )
志貴)ごめんね、お姉ちゃん…( 三珠を抱えて )
椿ちゃん、ありがとう。さて、お姉ちゃんをどうするかな。
無銘)……
夜斗)ふぅ、危なかった。やっぱり、奥底に眠らすだけじゃだめだね。完全に記憶を奪っとかないと。
美月は、放心状態だった。
夜斗)心配しなくても、失敗したからって、三珠様は怒らないよ。寧ろ、もっと君を使ってくれるよ。でも、そのためにも闇音さん、美月の記憶を完全に消すことはできるかな?
椿:ううん、私の方こそ有難うね 志貴さん( 微笑み )
三珠さんや志貴さんには何があったんですか?
闇音:それは無理だね( 残念そうに )
いくら記憶喪失になっても生活の仕方とかは覚えてるよう記憶は根付いてるわけ 完璧に消したいなら刀剣破壊して蘇らせるしか方法はないけど破壊しちゃったら意味がないし……あーあ、できたら面白かったのになー( 唇を尖らせ )
夜斗)無くすことはできないか?抜き取ることも出来ないのかな?最悪だ。これじゃあ、三珠様の願いが成就しない。
夜斗はがっかりした。
美月).....(放心状態)
夜斗)いっそ、刀剣を人形にしてしまえば、簡単に操れるんだけどな。
夜斗は美月を撫でながら言った。
三日月)いないな...
太鼓鐘)くそ、逃げられたか。
小狐丸)日向殿、絢奈殿。やりすぎです。
鶴丸)万が一、死んだらどうするつもりだったんだ!
麗奈:美月ーー!!! 美月ーー!!
力の限り叫ぶ。声が枯れても叫び続けた。
外が雲って今にも雨が降りそうでも、道を歩いて美月を探した
堀川:三日月さん、どうしよう
美月)なんで、あの時倒せなかったんだろう?
本体を振り下ろせば一瞬で簡単に殺せてしまえる存在だったのに。美月は考えていた。
夜斗)気にするな、しばらく休め。
夜斗は、手で美月の目を覆った。美月は急に体の力が抜け、眠ってしまった。夜斗は、美月を自分のベッドに眠らせると
夜斗)さてと、こっちに馴染んで戻らないようにするためにいろいろ調べるか。
三日月)どうする?また美月が来るまで待つか?
太鼓鐘)居場所がわからない限り、そうするしかないな。
夜斗)う~ん、記憶を結晶にして抜き取ることは可能か。三珠様に相談するかな?
夜斗は、三珠の帰りを待っていた。美月は、いまだ眠っている。
志貴)うん、いいよ。話そっか(三珠を抱えて)
僕とお姉ちゃん…あともう1人お兄ちゃん お姉ちゃんからしたら弟がいたの。僕達はね、由緒正しき術の家系に生まれた子どもなんだ。でもお姉ちゃんは例の通り、力が強すぎて親戚に疎まれていた。まぁ両親がいた時は守られてたし手は出されなかったよ。一応、本家だったし。でも…そう、両親がいなくなった途端、本家の当主は変わるし奴らは僕達の事をたらい回し…。そんな中、お姉ちゃんは僕達の事を守ってくれた。自分だって怖かったはずなのにね(三珠の顔を見ながら淡々と語り)
無銘)麗奈様を探さないと…!風邪が悪化しちゃう!(駆け出して)
椿:力があるから疎まれることは今も昔も( 何かを言いかけるが押し込めて )
いい姉弟なんですね( 頷いて )……で、貴方のお兄さんは何処に?
闇音:人形にねぇー 霞みたいな無から作ることはできるけどね 後は刀剣の性質かな 特に無銘の刀といい、あの物語なき薙刀達のようにね( 椅子に寄っ掛かり )
……思ったんだけど君の術でどうにかできないわけ?
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