美月は、食べながら、ちらっと黒葉達を見た。 美月)(黒葉を見ると、あの時を思い出すなぁ。前の主が死んだ日だけど、あの時、燃えそうになった私を助けてくれた。男なのか女なのかもわからない。子供なのか大人なのかもわからない。でも、何故か黒葉と出会ったり、触れる時あの時と同じ感覚がする。黒葉じゃないのに...雰囲気が似てるからかな?) 美月は、そう思いながら、食べ終えると、月を見に屋根に上った。