泡沫の語り部 2019-03-21 23:58:40 |
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【世界観説明】
時は今から数百年前。後々日の元、そして黄泉と呼ばれる国を巡り、日の神と夜の神の長きに渡る戦いが始まった。戦いは熾烈を極め、大地は抉れ大きく隆起し、その肉片からは数多の生命が生まれ、そしてその争いの余波で無数の天災が生まれた。
されども戦いは決せず、見兼ねた他の神々が国を日の神の収める日の元、そして夜の神の収める黄泉国の二つに分けることで、この争いは収まった…かに思えた。
時は過ぎて凡そ百年後、神々の血肉から生まれた人、そして妖が各々の国を納めるようになった時代。しかし、そんな時代になっても両神は互いの国を支配し、国を一つにして収めることを諦めてはいなかった。
しかしながら大勢の神々の前で国を分け合った手前、自らが動き国を奪うことは到底許されない。そこで考えついたのが、自らの国の人、そして妖を争わせ、相手の国を支配する、という事だった。
時はそれから更に数百年。二柱の思惑通り、妖と人が血で血を洗う凄惨な戦いを繰り広げる、戦乱の真っ只中。これはそんな戦乱の時代を生き抜いた者達の物語である…
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