柏葉 蓬 ◎ 南雲 ゆみ子 2019-03-17 14:55:18 |
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>滝本先輩
洋楽......さすが会長。
( 普段己が聴いているものとは全然違うジャンルが出てくれば、やはり生徒会長ともなれば別格だなぁと尊敬の眼差しを向けて。「わかりました。じゃあ、考えておきますね」咄嗟にそう答えたものの、洋楽を好む彼女に合う曲はどんなものなんだろうとすぐには思い付くような気がせず。思いきって好きなアーティストのものを勧めてみようか、などとぼんやり考えてみて )
>柏葉
あんたいつも寝てるんでしょ?なんか教師の間で話題になってた。
( 人に対して興味を持つことは少ないが、確か以前職員室に行った際に彼の名前が上がっているのを耳にしたような覚えがあり。わざわざこんなことを伝えて何になるのか。自分でもよくわからなくなりながらも、彼のことを気にはしているらしい。知り合いじゃなかったら恐らく何も言わずに通りすぎたはずだ。「え?......あ、うん。どういたしまして」腕を引っ張られる感覚に驚いて目を瞬かせれば、聞こえてきた端的な言葉に僅かにだが口角を上げて。「やることないなら部室寄れば。この時間は人いなくて暇なんだよね」話すことはない、そう思って立ち去ろうとしたが、自然と言葉が溢れて )
>ゆみ
ちょっと久し振り、かな。
( 最近は忙しくしていたからかあまり姿を見ることがなかった気がする。なんとなく、ではあるのだが。「そっか。ゆみのそういうところ、良いと思う」自身が無気力で何もすることがないせいか、普段から明るい彼女を見ていると此方まで元気になる気がする。その人柄ゆえにきっと誰からも好かれる彼女が羨ましく思えるときもある、だなんて本人には面と向かって言えないが。「護衛って。ゆみだって女の子でしょ。私はともかく、ゆみが一人で帰るのも危ないと思うんだけど?」誰かと一緒に帰るだなんていつぶりになるだろうか。嬉しい反面、己の家に着いた後彼女が一人で帰ると考えると心配になり )
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