主 2019-03-17 08:52:13 |
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◇世界観◇
中世ヨーロッパをモチーフとした世界。女神オリビエが創世したとされ、信仰の対象となっている。人間や動物だけでなく、獣の耳や尻尾を有する亜人や、二足歩行の獣である獣人、人には見えない精霊(妖精)、そして人々や動物が恐れる魔物(モンスター)も存在する。魔物を狩ることを生業にする冒険者や洞窟などのダンジョンで宝を求めるトレジャーハンターという職業も有名である。女神オリビエの加護を持つ巫女のみが不可思議な力、魔法を使うことができる。殆どは剣術や武術などの武器を持っての戦いがメインとなる。
◇ゼレーネ◇
世界の年号。およそ300年前に没したオリビエ教の最上位巫女。彼女は世界各地で起きた紛争をその膨大な力で止めたとされる英雄とされている。そのため年号が変わる時に彼女にあやかり名をゼレーネと定められた。
◇オリビエ教◇
女神オリビエを進行する宗教団体。世界各地に支部があり、世界の殆どの人がここの教徒である。位は1番上から最高司祭、司祭、最上位巫女、上位巫女、中位巫女、巫女、巫女見習いとなる。誰でも巫女見習いにはなれるが、巫女になるためには洗礼を受け、魔法が使えるようにならなければならない。また巡礼と言う名目であれば巫女が冒険をすることは許されているが、中位巫女以上は許されていない。
◇緋色◇
悪魔の象徴とされる色。魔物の目の殆どはこの緋色である。人が緋色を持って生まれることは極々稀のこと。そのため髪や瞳に緋色を持って生まれた者を「忌み子」として扱われ言われなき迫害を受けるのが通例となっている。
◇記憶喪失症◇
突如として起きた謎の症状。前触れもなく倒れ、起きた時には記憶全てが失われ、また記憶を蓄積
することすらできない。治療法は今はなく、いつ誰がなるのかも分からないため、世界を震撼させている病と認定されている。
◇少女◇
銀色の髪と緋色の瞳を持って生まれた冒頭の少女。「忌み子」「悪魔の子」として迫害されて生きてきた。髪と瞳の色以外は特別な力も何も無い普通の女の子。1匹の獣と出会ったことで彼女の運命がガラリと変わる。獣の力を使って自分が傷つかない優しい世界を作ろうとする。
◇獣◇
少女に拾われた冒頭の獣。拾われた時は獅子の子供のような可愛らしい姿であったが、20年の歳月でかなり大きな獣となっている。人々の記憶喪失症の根本原因。獣に頭を食われた(噛むだけ)者は、記憶を司る海馬を損傷し記憶を奪われる。後に「Memory Killer」と呼ばれることになる。
◇原因究明隊◇
記憶喪失症の原因究明を主に行うオリビエ教が設立したばかりの部隊。メンバーは戦闘に特化した者、科学知識などに精通している学者などで構成されている。後に、少女(女)と獣と対峙することになる。
◇支持者◇
少女と同じ緋色を持って生まれ迫害を受けて生きてきた者。偶然にも少女の目的を知り、その目的と未来に共感をし、行動を起こせている彼女を崇拝している。
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